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収益改善に役立つ統制指標の切り口
【現役 経営コンサルタントの裏情報! No.5】
発行 2009/3/30
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【目次】
1.WebサイトURL変更ご案内
2.物流費が下がらないことへの対処策は? その2
1.WebサイトURLご案内
こんにちは 前田です!
本日、メルマガ No.4でもご案内のとおり WebサイトURL を再度お知らせいたしま
す。まだ工事中ですが、ぜひ一度遊びに来て下さい。アドレスは、次のとおりです
問い合わせ等のE-mail : 285719@jimosen.com
WebサイトURL : http://jimosen.com/
サイト独自の狙いは、収益改善に役立つ統制指標の切り口紹介です。ただ、統制指
標は経営全般に関わりますので、多面的な内容とならざるを得ません。メルマガと
サイトの両方をとおして、経営層および中堅どころのキャリア形成に役立てられる
ことを期待しております
2.物流費が下がらないことへの対処策は? その2
やはり、真面目な読者がいらっしゃいますね(汗)。ご質問をいただいております。
3月23日号で「物流費の低減余地ある企業急減」を紹介しました。この中で、物流費
が下がりにくい理由を挙げています。下がらないのなら、どうすればいいのでしょ
うか………とのご質問です(次回以降に予定のお答えを、結論部分に重点を置いて
紹介します)
◆物流・ロジスティクス部門の存在価値
コストセンターとしての物流部門でコスト低減余地がなくなるということは、部門
の存在意義が問われることを意味します。現に、物流部門を廃止する企業が4〜5年
ほど前から増加傾向を見せています。ここでいうコストセンターは、企業内の組織
が経費予算のみを持つ部門です
◆物流活動への評価実施
そこで、コストが本当に下がる余地がないのか知ることが欠かせません。物流活動
を、以下の内容で調査・分析し、現時点の到達度を明確にすることが最優先です。結
果を受け、今後の物流・ロジスティクスのあり方検討に役立てます
(1)物流部門に課せられた目標・計画に対する進捗
(2)物流領域のコスト低減余地の探索
(3)これまで進めてきた改善・改革活動への評価
(4)世間一般から見た物流・ロジスティクス管理水準の評価
物流改革に部門長が限界を感じたとしても、社内全体の合意を得ることは、通常、
容易ではありません。そこで、部門以外の第三者が見ても分かるように、上記の限
界点と到達度を明示することが不可欠です。第三者の納得が得られやすい方策とし
て、外部コンサルタントの起用を考えることも有効でしょう
◆結論は業際間業務改革の方向
物流・ロジスティクスを中心とした業際間(複数部門間)の経営ロスの顕在化が、こ
れまでお手伝いしてきた企業でのおおかたの結論といえます。販売と生産の間で、
双方の実態を把握できる立場に物流部門は位置しています。私どもの経験では、複
数部門に渡る(業際間)業務の調整不十分なため発生する経営ロスは20%程度です
今回は、WebサイトURL変更ご案内の都合上、次回以降に予定していたご質問への回
答を、結論部分に限って述べさせていただきました。今後、なぜ下がらないのかと、
その対策をもう少し深掘りする予定です。予定外のメルマガ臨時発行となりました。
お詫び申し上げます。Webサイトに、一度ご訪問お願いいたします
最後までお読みいただきありがとうございます。
次回またお会いしましょう